■2013年3月竣工予定の公立の総合こども園の0-2歳児保育園舎です。
既設幼稚園内に増設するプロジェクトで、市の施設としては初めての
純木造の建物です。木造を多く手掛ける構造設計者/西野敦子氏の協力
で、無垢の木材にこだわった在来工法の「木」がいっぱいの園舎です。
部屋の中央には園名に由来する「樟」の大黒柱をシンボルツリーとして
使いました。少し皮を剥ぐと懐かしい樟脳の香りがするはずです。
本当は地元の木を使いたいのですが、残念ながら全く山の無い市であり
、奈良吉野の素晴らしい杉・桧を使う予定です。
市担当者の木造園舎実現の強い思いを受けとめた設計です。
2012・11 株式会社エーアンドシー設計
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